皆さん褒められるのって嬉しいですよね?
わたしは大好きです。小さい頃なんか褒められることがすべての動力源でした。大人になった今でも褒められるとやる気が出ます。
でも褒められるには誰か褒めてくれる他人が必要ですよね?自分で自分を褒めてもしょうがないし。
しかし今は誰かを必要としなくても褒めてもらうことができる時代なようです。そんな褒めてくれるアプリを紹介したいと思います。
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褒めてくれるアプリとは?
褒めてくれるアプリとは読んで字のごとく褒めてくれるアプリです。説明するまでもない!ひたすらあなたを褒めるという機能を持ったアプリです!
褒められるためにはすっごい事しないといけないんじゃないの?とか思うかもしれませんが、そんな事ありません。めっちゃ簡単なことでいいんです。「早起きした」とか「自炊した」とか。
そんな些細なことでも褒めてくれると日々のやる気につながってくるわけです。
褒めてくれるアプリの使い方とは?
実はまだ製品化されていません。しかしプロトタイプの開発はもうすでに終了しているそうです。
開発者の清水めりぃさんのツイッターでプロトタイプの紹介が動画でされているのでツイートを引用させていただきます。
「朝起きた」「電車乗った」とかであっても一つ一つ褒めてくれるアプリが欲しくて自分でプロトタイプを作ってみました。社会人、学生、主婦などの日常タスクや他にも「10分歩いた」「原稿1枚描いた」とか自分が毎日どれだけ頑張ってるか視覚化して自己肯定力を身につける…そんなアプリです。
— 清水めりぃ@モフ田Tw連載中 (@zatta_shimizu) August 29, 2019
欲しい… pic.twitter.com/KuQrtPm8XJ
その使い方は簡単。まずはスケジュールを組み立てるように1日の中でする事をリストに書き込みます。
そしてそれを達成したらその項目をタップします。すると可愛い猫に褒めてもらえます。簡単!こんな手軽に褒めてもらえるなんて最高ですね。
褒めるパターンも今の所は「えらい!」「すごい!」「神!」の三種類しかないそうですが、「えらいポイント」なるものが項目達成に応じてたまり、褒めパターンを追加できるようになる機能をつける予定だそうです。
褒めてもらうことの効果とは?
このアプリは言ってしまえば褒めてくれるだけのアプリです。しかし褒めてもらうことによって体に起こる変化を皆さんはご存知でしょうか?実は科学的にも証明されている事です。
ブルース・ドブキン教授という方が脳卒中患者に歩くリハビリをさせる際に実験をしました。
患者さんが少しでも歩けた時に「褒められた患者」と「褒められなかった患者」を2グループに分け、改善度を測るというものです。
結果はなんと「褒められた患者」は「褒められなかった患者」の1.8倍リハビリの効果が見られたそうです。褒めることの有無で2倍近く効果の違いがあるんですね。ちなみに最新の医療器具の導入などをもってしてもこれほどリハビリ効果を高めることはできなかったそうです。
これはリハビリだけでなく仕事や勉強など、日々のタスクをこなす中でも効果があります。
日本人は褒められ不足
皆さんは日々の生活の中で褒められていますか?
例えば会社の上司を思い浮かべてください。レポートを提出したとしましょう。「ここがダメ。やり直して。」なんてぶっきらぼうに言われていませんか?
海外ではまず褒めることから始めるそうです。「ここはとてもよくできてる。ここが改善できたらもっといいかな。」という指摘方法を取るのが一般的だとか。
日本って「厳しく根性を叩き上げて成長する」みたいな文化ありますもんね。
そんな日本人こそ褒められる機会を増やしていくべきだと思うので、このアプリはまさに日本人のためのアプリだなと感じました。
褒めてくれるアプリの開発者さんはどんな人?
先程も少し紹介しましたが清水めりぃさんが褒めてくれるアプリの発案者です。清水さんはアプリゲームやツールのデザイナーさんをしていた経験があり、今もデザイナーの仕事をされているのだとか。
また漫画家としての活動もされていて、『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』という猫漫画をツイッターにて掲載されています。
褒めてくれるアプリ開発のきっかけ
この褒めてくれるアプリの開発のきっかけは友人とのグループチャットだそうです。
「出社した」などの日々の小さな達成をグループチャットで報告すると、ほかの友人が褒めてくれるという経験からこのアプリの開発に至ったのだとか。
まとめ
リリースが待ち遠しい!
まだ正式にリリースされることすら決定していませんが、多くの求める声に応えてリリースされることを期待しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました1
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