この度、昔少し話題になったモバイルモニターEVICIV1302を購入しましたのでレビューと操作方法を紹介したいと思います!
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今回私が購入したのはEVICIVから出ているモバイルモニター EVC−1302です。EVC−1301,EVC−1308というモデルもありますが、バージョンアップしたものではなく、それぞれ違う特徴を持っています。
画面サイズが13インチもありながら約2万という格安なモニターなのですが、安かろう悪かろうと考えてしまうものです。私は使えれば気にしませんが。
今回は操作方法と共に使用感も皆様にお伝えできたらと思います。他モデルとの違いにも触れていきますよ!
EVICIV−1302の基本性能
品名 | EVC−1302 |
画面サイズ | 13.3インチ |
本体重量 | 492g |
本体厚さ | 8ミリ |
映像入力 | ミニHDMI、USB-TypeC |
サウンド出力 | ヘッドホン端子、本体スピーカー |
給電方法 | PD端子 |
注目すべきなのは492gという圧倒的な軽さですね。安さ重視のEVC−1301より100g軽いです。
そして最大でも1センチという薄さ。カバンに入れて持って行き、会議でサブモニターとして使うのもありです。持ち運びが楽ちんですね。
見た目もスタイリッシュで結構かっこいいですね。
付属品
- 保護ケース
- ミニHDMI–HDMIケーブル
- Type-C–Type-Cケーブル
- USB–Type-Cケーブル
- USB電源アダプター
- 日本語マニュアル
- 画面を拭くシート
大抵の場合は付属品だけでなんとかなってしまうくらい充実しています。しかし、コードの長さは全部1m前後と長くないので、それなりにコードの長さが必要な環境の場合は自分でコードを買った方が良いです。
端子、ボタンの配置など
モニターの左下には電源ボタン、メニューボタン、ヘッドホン端子があります。(裏側からの撮影)
右下にはミニHDMIとUSB−TypeC、PD端子があります。
構造上モバイルモニターの右側からゾロゾロとコードが出る形になりますね。
厚さを測ってみたのですが、厚いところで1センチくらいでしょうか。Amazonの商品紹介ページには8ミリと書いてあった気が…。
付属のカバーが本体の薄くなっているところに磁力でくっつく仕様になっています。カバーに折り目がついているのでその部分を谷折するとスタンドになります。
カバーに関しては耐久度は高そうではないですね。折り目のところで折るのも躊躇いました。厚紙みたいな感じだと思ってください。
他モデル(1301、1308など)との違い
EVICIVのEVCシリーズはいろんなモデルがあって迷ってしまう人が多いので、軽く違いを説明したいと思います。
自分の用途に合ったものを選んでみてください。
EVC−1302(本ページで紹介しているもの)
先述した通り、特徴はその軽さですね。本体重量が500gを切っています。USB−TypeC、miniHDMI規格に対応。
薄さも1センチ以下なので鞄に収納することも容易で、持ち運んだ出先で使用することに長けています。
EVC−1301
一番スタンダードなモデルです。特徴は低価格であることですね。EVCシリーズの中で1番安く、18,000前後で買うことができます。USB−TypeC、標準HDMI規格に対応。
EVC−1308(タッチパネル搭載モデル)
上記のモデルが持っている性能に加え、タッチパネルが搭載搭載されているモデルです。USB−TypeC、標準HDMI規格に対応。
10点マルチタッチ機能があり、Windows8や10などのタッチ機能を使用できるOS使用時に最高のパフォーマンスを発揮します。
EVC−1302モデルを買う上での注意点
スタンドが滑る
EVCシリーズのモバイルモニターには保護ケースが付属品として付いてきます。保護ケースとしての機能は十分だと思いますが、スタンドとしての機能がちょっと難あり。
スタンドにもなるんですが、とても滑りやすいです。本体の軽さも相まって、HDMIケーブルが短かったり、長くて重かったりすると簡単に引っ張られて動いてしまいます。机の上で使用する場合は落として壊してしまう危険性が大きいです。
なのでタブレット用のスタンドなどを別で購入して使用すると安定して使えると思います。
標準HDMI規格は使えない
EVCシリーズの1302以外のモデルは標準HDMI規格に対応していますが、1302モデルはminiHDMI規格にのみ対応しています。
なので標準HDMIケーブルは使えません。一応付属品として付いてきますが、長さが1mなのでそれ以上の長さが必要な方は注意が必要です。
今持っているHDMIケーブルをつかい続けたい方は変換アダプターを使うと解決します。コードタイプとそうで無いタイプがあるので好みで。
EVC−1032の操作方法
EVC−1032の操作方法なんですが、結構複雑です。しかも説明書は親切とは決して言えない。ペラッペラの紙が1枚冊子風に折りたたんで入っているだけ!
操作に戸惑う人ががいると思いますので、私が見つけた範囲で説明したいと思います。
電源の入れ方
PD端子を挿せば電源が入りますが、つなげている対象(PS4や携帯、パソコンなど)の電源が入っていなければ自動的にスリープモードになります。基本的にはつないでいるパソコンなどの電源を入れれば一緒に起動します。
音量設定
画面がついている状態で、メニューボタンを1度上に上げます。すると音量設定の表示が出ますので、それからメニューボタンを上下に動かしてお好みの音量まで調節してください。
最初にメニューボタンを上に上げるのがポイントです。最初に下に下げると画面の明るさ設定が表示され、その時にメニューボタンを上下しても画面の明るさしか変えれません。
画面の明るさ設定
音量設定の時の逆で、最初にメニューボタンを下に下げると画面の明るさ設定が出ますので、それからメニューボタンを上下すると明るさを調整することができます。
詳細設定
メニューボタンをまっすぐ押し込むと、音量や画面の明るさ含め、画像比、色のバランス、OSD設定などの全ての設定できる画面が出ます。
一度メニューボタンを押し、どの項目にいくかをメニューボタンを上下して選び、またメニューボタンを押し込むとその項目をせんたくすることができます。
設定画面は操作しなければ時間が経つと消えるので、ミスったら放置してやり直せば良いです。
使ってみた感想
PS4に繋いでペルソナ5を遊んでみました。使ってみた感想を述べたいと思います。
画質は良好
画質は結構いいですね。少し前まで部屋に置いてあったテレビが5年くらい前のやつだったんですが、それと比較してしまうのがダメかもしれませんが…。画質はかなりいいと思います。少なくとも画質で不満は出ないと思います。
画面の反射は少しきつい
しかし画面の反射が結構きついですね。ゲームしているときに自分の顔が鮮明に映り込んで少し気になりました。正規の液晶保護シートは販売されていますが、反射防止機能を謳ったものは見当たりませんでしたのでフリーカットタイプの保護シートを使用するしかないかと思います。
通常の保護フィルム、ガラスフィルムやブルーライトカットシートなどは正規で販売されています。
コードの取り回しは工夫が必要
モニターの薄さがかなり際立つ製品ですが、その分コードの取り回しがむずかしいです。先述しましたがコードにモニターが引っ張られて動いてしまうことも多いのでスタンドを別途購入してモニターを安定させるなどの工夫が必要ですね 。
まとめ
皆さんに買って後悔して欲しくないという気持ちがあったので欠点に焦点を当てがちだったかなと思いますが、個人的には大満足の商品です。
格安で、13インチの画面サイズ、使わないときには片付けられる。私にとっては最高の商品でした。興味がある方はお試しあれ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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